My war is over
 
No resurrection
 



その1 CSとFPS

超なげえ。
●CS?
CounterStrikeの略称。
FPS(※1)というジャンルのゲーム。
FPSの中では1,2を争うプレイ人口を誇り、
年に数度の世界大会で種目に採用されている。
試合は5人対5人のチーム戦で、CTとTの2チームに別れる。
15ラウンドでCTとTを入れ替えてまたやる。
前半後半あわせて先に16ラウンドを先取した側が勝利となる。
以下の勝利条件の何れかをクリアすると1ラウンド取った事になる。
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・前提
 爆弾(C4)はT側プレイヤーの誰か一人がランダムに持っている。
 C4を地面に置いたり、それを他のT側プレイヤーが拾う事も可能。
 C4の設置、解除には一定の時間C4と向き合う必要がある。

・Tの勝利条件
 MAPの決められた地点(2箇所ある)にC4を仕掛け、爆破する
 敵を全滅させる

・CTの勝利条件
 C4を設置される前に敵を全滅させる
 設置された場合は爆発する前に解除する
 設置されないままタイムアップを迎える
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各プレイヤーには所持金が設定されており、
敵を倒した時やC4を解除した時、ラウンド終了時等決められた時に決められた額の金をもらえる。
この金でラウンド開始時に武器や防具等を購入する。
死亡時はその場に所持していた武器が落ち、敵味方誰でもそれを拾う事が出来る。
チームの全員が最高の装備を用意して臨むラウンドを「勝負ラウンド」
敢えて何も購入せずに、そのラウンドを捨てる覚悟で初期装備のみで臨み、次に金を持ち越す事を「エコ」と呼ぶ(負けても一応所持金は増える)。
これまでの戦いの状況、結果から相手の所持金を予測し、
そしてどんな装備を購入してきているか等の予想を立てて
それに応じて作戦を決めたり等の読み合いもある。
例えば勝負ラウンドで負けた場合、次はエコというのが定石だ。
少ない金で半端な武器を買っても負ける可能性が高いからだ。
しかし、防具を買わずに比較的安価で一撃の強力なピストル、DEのみを購入して攻めに出る作戦もある。
負けた場合はその次のラウンドも捨ててエコにならざるを得ないというリスクはあるが、
相手はエコだろうし、と油断している敵を倒して武器を奪えるかもしれない。

作戦の読みあい、指揮官の状況判断能力と的確な指示、
指示や仲間からの報告に対する素早い行動、
そして単純な個人の戦闘能力。
これらが合わさり、高額な賞金を奪い合うに見合う複雑で観戦者も楽しめる、
熱い試合が行われるのだ。
そりゃ、ある程度実力が拮抗してなきゃただのレイプゲームなんですが。


次は世界大会についてでも書こうかな。

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※1 FPS
First Person Shooterの略。
一人称視点で遊ぶシューティング。
キャラクターになりきり、そのキャラクターの視点でキャラを操作する。
基本的にはキーボードで移動、マウスで視点移動と攻撃を操作する。
その性質上家庭用ゲーム機には向かず、PCで遊ぶ事に特化していると言える。
また、両手を別々に動かして操作する事自体の難度が高く、
慣れて面白さを知る前に投げ出して辞めてしまう人も少なくないらしい。
PCゲームの普及していない日本ではその知名度は相当に低いが、
家庭用ゲーム機にもXBOXのHALO、PS2のSOCOMなどFPS"っぽい"ゲームが最近増えてきているらしい。

FPSにも2種類に大別され、それぞれスポーツ系とリアル系と呼ばれる。
前者はQuake、Unreal Tournament等
後者はCS、Wolfenstein、America's Army等が有名。
スポーツ系は1on1(一対一)のガチンコでの勝負がメイン。
さほど広くないMAPを高速で動き回りながら戦い、
如何に相手の素早い動きに攻撃を命中させられるか、
一定時間間隔で現れるアイテムを取られずに取るかといった点で勝負する。
このジャンルではVo0、Fatal1tyが世界のツートップを張っており、各種大会の決勝はこの二人の対決である事が多い。
Fatal1tyの今年の収入は20万ドルと推定されているという。
Fatal1tyについての記事
年収20万ドルの24歳プロゲーマー

しかし今年はライバルのVo0に大分負け越していて、
大会の賞金をたくさんかっさらわれているので例年より少なく、
Vo0は逆にもっと多くの賞金を手にしている筈だ。
自分はUT2004を持っているものの、合わないのかあまりプレイしていないので正直のところスポーツ系FPSについてはあんまり分かってない。

リアル系のキャラクターはどう贔屓目に見ても人間の動きではないスポーツ系のキャラクターの動きとは違い、人間的な速度・ジャンプ力を持つ(スポーツ系と比べればの話だが)。
ゲームルールも基本的に多対多であり、チームワークが勝利の鍵となる。
といっても、それは大会や試合での話であり、
基本的には知らない人同士で組むごちゃごちゃなチームであるためコミュニケーションをとる事は難しく、故に情報戦となる事は稀だし連携をとるのも難しい。
個々人の実力で適当に動き回って敵をぶっ倒せ的なゲームになるのが普通だ。
試合の場合は通常クランと呼ばれる仲間内の中からメンバーを選出してチームを組む。
知り合いと組んだチームだという事であり、ボイスチャットを駆使した連携、作戦行動をとって戦う。
如何に上手く素早く仲間に敵の居場所や人数等の情報を伝えるか、
如何にその報告に対応して適切な行動を取れるかが鍵となる。
MAP毎に作戦も予め考えておかなければならないし、
またその作戦を相手が使ってきた場合の行動も覚えねばならない。
色々と覚える事が多いし、実際に試合に出るまでになるのは大変だがそれに見合う楽しさ面白さはあるのだろう。
試合は観戦する側にとっても面白い。



Dec.13(Tue)19:55 | Trackback(0) | Comment(0) | ゲーム | Admin

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